魔法にかけられた

『バカばれちゃうから』

NEWS「Dragonism」の意味を考える


今日アラジンの3回目を観に行きました(笑うところ)。
一日中アラジンのサントラを聴いている上に最低でもあと1回見に行く予定があるので、ブログタイトルも「ふた足お先に」とか「テゴ王子のお通り」とか、そんな方がいいんじゃないかと思い始めてきました。マジで。



さて本題です。
何度聞いても空耳アワーで1、2分煮込んでしまうDragonismを推察していこうと思います。

今日の目次

そもそもこの曲、リリース前から「WORLDISTAに繋がっているところがある」と言われていた。
ただ、蓋を開けてみればちょっとゲーム音楽っぽい電子音が鳴ってるかな?と思う以外は、ぱっと聴きの印象が違いすぎる。
かなり神秘的な…そう、神秘的な様相を醸し出してるけど、横文字を全部日本語にすると案外ストレートで挑戦的な曲。
系統でいうと「夜よ踊れ」「LVE」と同じところに括っていいのでは?と個人的には思っています。



1A-なぜ過去を爪に隠したのか

Eternally 迷い込む 深く霧がかる森
道を知る妖精など 今此処にはいない
爪に隠してきたPast 翼に託したFuture

永遠に 迷い込む 深く霧がかる森
道を知る妖精など 今ここにはいない
爪に隠してきた過去 翼に託した未来

Past=過去
Future=未来
と対比のものを出してきました。急に小難しさと考察の余地を与えてくる感じめっちゃチームNEWSですね??
しかし私が気になったのは対比じゃなくて、
「なぜ過去を爪に隠した?」
能ある鷹は爪を隠す、という使い古された言葉が真っ先に浮かんできました。

先日テゴマスのらじおで手越くんが「星をめざして」がターニングポイントになった話をしていましたね。
レコード会社はCDの売り上げを最優先する、だから人気のあった人がセンターや目立つ歌割になるのは仕方なくて、自分は相手に比べて多少のがあったとしても前に出ることはできなかった。
ならば、「手越がいないとNEWSの歌は成り立たないよね」と言われるくらい技術を磨いて突出しなければ。

今のNEWSは、過去に比べて個々のスキルが目を見張るものがあります。
それは16年以上という長いアイドル生活のなかで培ってきたものに他なりません。
今になって花が咲き大成したその個々の技術を、「爪に隠してきた」と喩えたとしたらかっこいいなと私は思いました。


1B-「フィクサー

貫き通す者だけのユートピア
淘汰のその先にあるフロンティア
燃えたぎるFlame
創造と破壊のフィクサー

貫き通す者だけの理想郷
(生存競争の末に勝者もしくは適応し得た物だけが残った)先にある最前線
燃えたぎる炎
創造と破壊の調停師

フィクサーは普通悪い含みを持って使う、いい意味ではない。

何を、と言われたら「信念」だと思います。
芯を貫き通せたものだけが理想郷に辿り着ける。
ただ身内のみならず日々切磋琢磨していく、少しでも目を瞑れば置いてけぼりを食らうほど速い流れの中で絶えず起こる生存競争。
それを日々コンスタントに、ときに大胆に勝ち抜いて時代に適応したものだけが最前線に立てる。

創造と破壊のフィクサーはね…わかんないんです何を意味しているのか。
フィクサーってここでは「調停師」と適当に訳したけれど、どっちかというと「黒幕」という方が分かりやすいですね。
ここまで読んでいただいたら分かると思うんですが、Dragonismは「NEWSのこと」だと思っています。
なので、「創造と破壊の黒幕」がNEWSなのか、敵なのか。
平素のNEWSは特に創造も破壊もするような感じしないじゃないですか。
という気持ちがある反面、
NEWSの作り出す世界はNEWSが支配者なので、創造も破壊もNEWSの手の中にあるのかな。

例えば、NEVERLAND。
テンプス(時空)を操る小山慶一郎が力を使えば時空を好き勝手に操れる。
ベルビス(言葉)を奏でる加藤シゲアキが居なくなれば言語を失う。
スペクタクルム(美観)を生み出す増田貴久がいなくなったら世界はメチャクチャだ。
というか、意図的に一番最後に回したけど、ポテスターテム(動力)を司る手越祐也が死んだら多分NEVERLANDは死ぬ

4人とも破壊者にもなりうるっていうか…いやこれ以上は性癖案件ですね。
(ポテスターテムを濫用した手越祐也が破壊者になったらヨダレが垂れてしまうなんて言えない)

1サビーエゴイスティック・ロマンス

Let’s Go Ahead
エゴイスティックに踊るDragon
誰も止められやしない
Don’t wanna go back
Don’t wanna change my style
Don’t be a loser
選ばれし者

先に進もう
エゴイスティック(自分勝手で利己的)に踊るドラゴン
だれも止められやしない
決して戻らない
スタイルは変えない
敗者にはならない
選ばれし者

エゴイスティック(自分勝手で利己的)だという。
よくNEWSのオタクは「私がNEWSを愛しているのは私のエゴだ」「アイドルを≪消費≫することに対しての罪悪感」という話をしている気がする。
私も、よく考えます。手越祐也の人生を自分勝手に縛り付けて、勝手なイメージを押し付けて、勝手に彼を、彼の人生を消費しているのではないかと。
だが彼らも自分たちのやっていることを「自分勝手で利己的」だという。
所詮アイドルとファンなんてお互いが勝手に価値観の押し付け合いを、商品の押し売りをしているだけなのか?
いや、それはどうか…




2Aー愛の奴隷

一度踏み込めば 戻れないMyテリトリー
気づけばもうキミは 幼気(いたいけ)なSlave of love
痺れるようなReality 見透かすようなAbility

一度踏み込めば 戻れない俺の領域
気づけばもうキミは 幼気な愛の奴隷
痺れるような現実 見透かすような能力

さてガラリと変わります。
「Myテリトリー」と『世界の話』ではなく『自分の話』をし始めましたね。場面が変わったようです。

俺の領域に一度踏み込んだらもう戻れない、気づいた時には『愛の奴隷』だ
と言っています。さて、誰に隷属する奴隷でしょうか?答えはきっと「俺」でしょう。
ここでいうと増田貴久(ないしNEWS)です。

キミって誰?
NEWSの曲に二人称が出てきたら99.5%ファンです。
テストに出ます。マーカー引いといて。先生2回は言いませんよ!

奴隷
人間としての権利が認められず、道具同様に持ち主の私有物として労働に使役される人間。
転じて、あるものに心を奪われ、それに縛り付けられている人。

「転じて」のほうの意味だと思います。1個目の意味で取ると完全に「性奴隷」になっちゃうんですけどそういうんじゃなさそう(仮に性奴隷だと思ってんだったらLove Storyが恐怖の曲すぎる)だし。
俺のテリトリーに踏み込んだら、気づいた時には俺に心を奪われて縛り付けられてるんだよ、と。
キミはキミの価値観を俺に押し付けているようで、とっくに俺の所有物。

あー、結構怖い?
大丈夫、今に始まったことじゃないよ。深夜バスに突然乗り込んでくる男なんだから。


2Bーどうすることが最善なのか?

諦めた者に纏うデストピア
進化のその先にあるファンタジア
燃えたぎるFlame
高潔と欲望のマイスター

諦めた者に纏う反理想郷
進化のその先にある幻想曲
燃えたぎる炎
高潔と欲望の匠

ディストピアっていうのは言葉では使われているけど言葉で説明するのは結構難しくてですね。
SFなんかで描かれる退廃、荒廃しきった世界。よく描かれるものとして、食物が制限されて機械的カロリーメイトのような「完全食」を与えられて食の楽しみを奪われていたり、奴隷制度が横行していたり、例えばそれこそ天使と悪魔が存在するような作品だと悪魔が天使を喰い殺してたり、そんなところですかね。端的に言うと、「この世の終わり」のような世界でしょうか。
諦めてしまえば、あとはディストピアにまとわりつかれてしまう、つまり世界の、芸能生活の終わりを意味するのかな。ちょっと苦しい歌詞ですね。

また進化のその先にあるのも「幻想曲」。
Symphony of Dissonance…明晰夢に立て籠ろう…好きな楽章だけリピート…あなたの代わりはいない…

Let’s Go Ahead
エゴイスティックに踊るDragon
誰も止められやしない
Don’t wanna go back
Don’t wanna change my style
Don’t be a loser
生きた証を 刻みこめ
刻みこめ

先に進もう
エゴイスティック(自分勝手で利己的)に踊るドラゴン
だれも止められやしない
決して戻らない
スタイルは変えない
敗者にはならない
生きた証を 刻み込め

※1サビと大きくは変わらないため割愛します。

Cー弱み

欲するほどに思うがままに
気づけばなぎ倒してきた敵
I know, I know, You know?
後悔はない
ただ従うオレだけのIsm

欲するほどに思うがままに
気づけばなぎ倒してきた敵
分かるよ、だよな、そうだよな?
後悔はない
ただ従うオレだけの主義


※I see とI knowの違い
I seeは「なるほど」。
I Knowは「わかるよ」「知ってるよ」

※You Knou?の扱い
You Knou?で実は5パターンぐらい取れる。
①本当に分かってる?
②えーっとねぇ…
③アレだよアレ、ほら、アレ
④そうだよね?(手越ってやっぱ歌うまいよね?のニュアンス)
⑤そうじゃん?(ほら俺って運動音痴じゃん?のニュアンス)

②、③、⑤はないと思うんだけれど、
今回は日本語とごちゃまぜの歌詞。
日本語っていうのは「文章に書かれていない行間を読む」っていうのが根付いているハイコンテクストな言語なので、
①「なあ、お前は本当に俺の言ってることが分かってるのか?」
④「そうだよな?俺は今までそうしてきただろ、そうだろ?」

みたいな意味付けができてしまうので困る。ここは人それぞれ好きなように汲み取ったらいいと思います。

初めて曲中で弱みを見せてきましたね?
そうだよな、そうだろう?と問いかけられているように感じますが、その問いかけをしているのは「You」=「キミ」だと思うと面白いよね。
自分が心を奪って縛り付けた愛の奴隷に「俺は間違ってないよな、なあ、そうだろう?」って聞いたところで、答えは
「ええ、あなたは間違ってなんかいません。」
しか返ってこないに決まってんじゃん。

進むしか選択肢がないから、戻れないから、間違っていないと誰かに保障して貰わないと折れてしまう。





落ちサビードラゴンはドラスティックに

 

Let’s Go Ahead
ドラスティックに昂ぶるDragon
決して振り返らない
Wanna be crazy
Wanna be a storm
Wanna be a king
生きた証を
この世界に
キミの目に
刻みこめ


さあ前ヘ進もう
過激に(思い切り)昂るドラゴン
狂気的に
嵐のように
王のように
生きた証を この世界に キミの目に 刻み込め

Wanna be~は、「~になりたい」なので正確には
狂いたい、嵐になりたい、王になりたい
なんだけど、たぶんそんな甘いこと意図してなさそうなのでこうしました。独断と偏見です。


生きた証=アイドルとして、NEWSとして存在した証を、
この世界に、私たちの目に、刻み込め。


これはNEWSの、NEWSとNEWSファンの、生命を懸けた物語。



私は、そう思う。